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楽器と声の音域を、鍵盤で確かめる
楽器にも声にも、出せる音の範囲(音域)があります。主な楽器の音域を鍵盤の位置で整理し、自分の声の音域を調べる方法も紹介します。
音名とオクターブ番号
同じ「ド」でも、高さの違うドが複数あります。それを区別するために、音名の後ろにオクターブ番号を付けます。ピアノの真ん中あたりのドがC4(中央のド)で、1オクターブ上がるごとに数字が1つ増えます。C5はその1オクターブ上のド、C3は1オクターブ下のドです。
1オクターブ上がると、周波数はちょうど2倍になります。C4が約261.6Hz、C5が約523.3Hzです。
ピアノの音域
一般的なピアノは88鍵で、いちばん低い音はA0(27.5Hz)、いちばん高い音はC8(約4186Hz)です。オーケストラで使われるほとんどの楽器の音域を、ひとつで含んでいます。Kasey Keysも同じ88鍵で、A0からC8まで弾けます。
弦楽器の開放弦
弦を押さえずに鳴らした音を開放弦といいます。チューニングの基準になる音なので、覚えておくと便利です。
| 楽器 | 開放弦(低い弦から) |
|---|---|
| ギター(6弦) | E2・A2・D3・G3・B3・E4 |
| ベース(4弦) | E1・A1・D2・G2 |
| ウクレレ(標準) | G4・C4・E4・A4(4弦のGがいちばん高い並び) |
| バイオリン | G3・D4・A4・E5 |
ギターの楽譜は、実際に鳴る音よりも1オクターブ高く書くのが決まりです。上の表は、実際に鳴る音の高さで書いています。楽譜と音の高さが合わないときは、この約束ごとを思い出してください。
声の音域の目安
合唱では、声の高さを4つの声部に分けます。あくまでおおよその目安で、個人差はかなり大きいものです。
| 声部 | 音域の目安 |
|---|---|
| ソプラノ(女声・高) | C4〜G5 ほど |
| アルト(女声・低) | G3〜D5 ほど |
| テノール(男声・高) | C3〜A4 ほど |
| バス(男声・低) | E2〜C4 ほど |
自分の声の音域を調べる
- 楽に声が出せる場所で、姿勢を整えて、深呼吸をします。
- Kasey Keysで、自分が楽に歌える中くらいの高さの音を探し、その音を鳴らして声を合わせます。
- そこから、半音ずつ上へ、声が苦しくなる手前の音まで進みます。その音が「楽に出る高い音」です。
- 同じように、下へも進めて「楽に出る低い音」を見つけます。
出しにくい高音や低音を、無理に出そうとしないでください。喉に負担がかかります。自分の音域は、成長や練習、体調でも変わります。目安として、楽に出せる範囲を知っておく程度で十分です。
歌のキーを決めるときは、曲の中でいちばん高い音と低い音を鍵盤で確かめ、自分の楽に出せる範囲に収まるかを見ます。収まらなければ、曲全体を半音ずつ上げ下げして(移調)、合うキーを探します。